はじめに
Unityで透過(アルファ付きの動画)を再生する場合、.webm
という形式の動画でないといけないみたいです。やり方を記載しておきます。
手順
🐼まずはPremiere Proで.webm
形式で動画を書き出せるように
まずは.webm
で動画を書き出します。
Premiere Proでの方法を記載します。
Premiere Proではデフォルトで.webm
形式の書き出しができないので以下の手順でまず書き出せるようにします。
www.wwwmaplesyrup-cs6.work
🐼Unity用に書き出す設定
.webm
形式をUnityで使用する場合、書き出しの設定を以下のようにする必要があります。



このように設定して書き出すことでUnityで使用できるようになります。
🐼Unityでの設定
つぎにUnityでの設定です。
webmで書き出すと二つのファイルが出来上がります。
このうちの.webmだけをUnityに入れます。

動画をUnityに入れたら、Keep AlphaにチェックしてApplyします。これをしないと透過が反映されません。

次に、VideoPlayerコンポーネントをつけているオブジェクトのマテリアルをCutoutにします。これをしないと透過が反映されてくれませんでした。光の影響はいらないのでUnlitのCutoutを使用しました。

あとはこれでVideoPlayerのところに動画をセットすれば、透過の動画を流すことができます。

透過の動画を再生できました!

その他補足事項
Android向けの場合、メニューのFile > Build Setting > Player Settings でMultithreaded Rendering
のチェックを外しておかないと表示がおかしくなるみたいです。
