めーぷるのおもちゃばこ

- アイドルになりたいエンジニア女子の制作日記 -

【Unity】AR Foundationの導入とビルド方法

AR KitとAR Coreの両方をUnityで使用できるマルチプラットフォームAPI、AR Foundationを使ってみたので最初の導入とiOS、Androidそれぞれにビルドするところまで備忘録として書いておきます!🐼

AR Foundationの導入

Package Managerで簡単に導入できます。Window>Package ManagerでPackageManagerを開きます。

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PackageManagerを開く


その中から
・AR Foundation
・ARCore XR Plugin
・ARKit XR Plugin

の3つをインストールします。

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インストール


インストールできたら、ヒエラルキーからMainCameraを削除して、上メニューの GameObject>XRからAR Session OriginAR Sessionをシーンに追加します。

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AR Session OriginとAR Sessionを選択


現在ヒエラルキーはこんな感じです。これで最初の導入完了です。

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ヒエラルキーこんな感じ
ーーー


iOSでのビルド方法

まずiOSへのビルドです。まずはPlayerSettingsからプラットフォームをiOSで選択し、Switch Platformします。
そのあと、Player Settingsを開き、OtherSettingsの中の、Camera Usage Discription(カメラ使用しますぞのメッセージ)を入力します。

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Camera Usage Discriptionの入力


同じくOther Settingsの中の、ArchitectureをARM64にします。

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Architectureの変更


同じくOther Settingsの中のTarget minimum iOS Versionを11.0にします。

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Target minimum iOS Versionを11.0に


これでiOSビルドの準備オッケーです。ビルドしてみましょう。

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わっふん!(わかりやすくするためCubeを追加しました。)


Androidでのビルド

今度はAndroidでのビルドです。PlayerSettingsからプラットフォームをAndroidに変えてSwitch Platformします。
続いて、Other Settingsの中のMinimum API Levelを24(Android7.0)以上に設定します。

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Minimum API Levelの変更

同じくOther Settingsの中のAuto Graphics APIにチェックを入れます。

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Auto Graphics APIにチェック


これでAndroidへのビルドが通ります。

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わーい!(Androidのスクショの撮り方わからなかった最弱野郎)


これで導入とiOS、Androidそれぞれのビルドができました。とりあえずここまで
ここから開発に関しても後日書いていけたらと思います。🐼